さださんからの処方箋
ここ一週間くらい、さだまさしづけになっていました。「アントキノイノチ」「茨の木」「美しい朝」の本たち、そして「美しい朝」のCD。本の美しい朝は、小説ではなく、連載されていたエッセイがまとめられたものです。そして、このCDと「アントキノイノチ」は、秋葉原の事件や他の無差別殺人事件にショックを受けて、いのちの大切さを描こうとしたのだと知りました。
むかしは「精霊流し」のイメージからか、さだまさしぃ???なんて言われたもんですが、その後の秋桜の提供あたりからちょこっと変わり、今や本、映画などの成功が続いて、ちょっといままでのさださんを知らない人にも浸透してきたかなぁ。さださんに詳しい人なら(私はもちろんファンクラブの一員ですが)、彼がむしろ弱々しいどころか、全く逆といってもいいタイプの人であることを知っているし、その才能もよ~くわかってるんですよね。本当にこの人はどうしてこんなこと知ってるんだろうっていうくらい博識なのは、本や歌詞を見てるとよくわかります。コンサートでのトークは有名だけど(トークがCDになっちゃったりしてるくらいですから)、その笑えるトークの中にも博識さと硬派なさださんならではのことばがちりばめられています。こんな人もさだファンなのだ、ということもエッセイや会報誌を読んでいるとよくわかります。と、前書きが長くなってしまいました。
さて、そのエッセイ本の中のことば、お知り合いのお医者様のことばだそうですが、「自ら治ろうとしない患者は、どんな名医でも治すことはできない」。これはヒーリングの世界でも言えることです。「さあ、私を変えてください」とあなた任せの方は、一時的によくなっても、本質的に変われないことが多いのです。どんなにつらい日々であっても、どこかで「ああ、自分は変わりたい」と思い続けていれば、いつかそのチャンスが来るし、そうなれるのです。だって私たちヒーラーは手を貸すだけで、実際に変わるのはご本人だから。主役はあなたなのだから。あなたのいのちはあなたがもっと大事に育ててあげないと。
そしてもうひとつ文中にあるマザーテレサのことばから、「この世の一番の不幸は戦争や貧困ではなく、”自分は誰からも必要とされていない”と感じる心です。」そうですよね。誰かのためになっている、って感じられるのは幸せです。そもそも深刻にヒーラーの手助けを必要とする方には、自分を否定している方が多い。自分を愛していないから、人から必要とされているとか、人から頼られているとか、考えられないものです。だからちょっとしたときに、それを感じたときに、とってもとっても幸せに感じられるものです。私自身にもそういう経験があるからよくわかります。あなたはどこかで誰かに必要とされてるし、愛されているはずなのです。
今、もしなにかに迷ったり、悩んだりしても、いつかあなたのその「いのち」を愛おしく思うときがきっと、きっとやってきます。
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