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2009年10月14日 (水)

Agingの効能

昨日、今日とクラシックのコンサートが続きました。秋はどうもコンサートが多いみたいで、来週にももう一つあるんです。今日のコンサートはJames Galwayさんという、フルートの世界では有名な方。エリザベス女王からナイトの称号を授与されている70歳になる方です。私は素人フルーティストですが、それでもそのすごさはわかります。ああ、どうやったらあんな風に吹けて、あんな風に指が動くのかしら、って感心しました。

さて、私は数年前に10年以上前に購入したフルートを新しいものに買い換えました。もちろん試奏してから買ったわけです。私なりに奮発したので、さあ、いい音がでるぞ!と思いきや、違うんですね。先生によると、どうも最初はそんなものらしい。ある意味使いこなす、楽器の癖を理解する(一本一本微妙に違うわけで)、そして楽器そのもののAgingも必要らしいです。きっと理想は楽器と奏者が一体になるっていうところなのでしょうね。オーディオ製品にはよくAgingが必要っていわれますけど、楽器もそうなのですね。昨日のコンサートでもコンサートマスターのバイオリンはかの有名はストラディバリウス。300年近く前に制作されてものです。いつぞやテレビで千住真理子さんが普通のとストラディバリウスを弾き比べていましたが、比べて見ると素人でもよくわかる音の違い。

一方、私が十年以上使っていた札入れの財布。たまたまそのメーカーの直販ショップでプレゼントを買って、そのお財布からカードを出して支払おうとしたら、お店の人から「いいツヤがでてきましたね」と言われました。自分では気づかなかったけど、いいあんばいに使いながらツヤがでてきたんですね。最近はAgingというと、どうしてもAnti Agingという言葉が浮かんでしまう私。でも齢を重ねるという美しい日本語があるように、決して「年をとる、古くなる」っていうだけの意味ではないんですね。めちゃめちゃ生意気だった人も年とともに丸くなり、融通が全くきかなかった人も臨機応変に対応できるようになる。。。。(私のことよね)

人生は日々の積み重ね。いいことばかりじゃないけれど、こころのお手入れ忘れずに、いいエージングしましょうね。

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